第11話
テジュから電話を受けたミンイク。テジュの質問の答えを返すため、テジュが待つ場所へ向かいます。
ミンイクがやってくることを首を長くして待っていたテジュ。
ミンイクの姿を確認するなり、どちらだ?と昨日の質問の答えを求めます。
テジュの問いに対してどちらも好きだと答えるミンイク。テジュはミンイクの言葉に唖然とします。二人共本当に好きだというミンイク。
そして2人が似ていてある時は同じ人間のような気もするし、自分はおかしいのかもしれないと話します。
到底、その言葉を受け止められるはずもないテジュ。
自分でも話していることや考えていることが尋常ではないと感じたミンイクは、病院を尋ねるとギ医師に相談をします。
ミンイクの話に自分もどの診療科へ行くべきか選ぶべきか迷ったことがあるとギ医師。
ギ医師のアドバイスなど、アドバイスにもなるはずもなく困惑するミンイク。
一方のテジュは一人、気晴らしに釣りへやってきます。そこに現れたベロニカ。
テジュと付き合うことになったものの、一向に連絡が取れないため秘書にテジュの居場所を調べさせやってきました。
ベロニカと話しをしたテジュは、僕たちがベロニカを選ぶのではなく、どちらを選ぶのかはベロニカが決める問題だと思うテジュ。
テジュの思いを聞いたベロニカはテジュが勘違いをしていると知り、冗談を言ってからかいます。
馴染みのギ医師に自分の頭の中がどうなっているのか、MRIをとって調べてくれと駄々をこねたミンイク。
ミンイクは混乱のまま突き進むことに。
ガルヒが持ってきた水槽の中にある毬藻を見てはガルヒを思い出して嬉しくなったり、ガルヒを見てはベロニカが頭に浮かんだり、ベロニカと交際をしたいと想って見たりなどミンイクの頭の中は二人のことでいっぱいです。
ふとガルヒがUSBに入っていた、意味のわからないファイルを自分のメールに転送して、確認してほしいと言っていたことを思い出します。
早速メールを開くミンイク。
エクセルファイルを開くと、そこには意味不明な言葉に入金の明細書。誰にいくら入金されているのか記されている中に、テジュの名前も入力されています。
そこへ秘書のユルワンがやってきます。
第12話
ユルワンは、ミンイクのPC画面を見て動揺します。
その後、コンサート会場前でニセのベロニカを待つミンイク。
ガルヒもベロニカにへんそうして、コンサート会場に行きます。
会場入口前には花束を持ったミンイクの姿。
ミンイクがベロニカを待つ姿を見たガルヒは胸が締め付けられます。
ミンイクの元から逃げ、本物のベロニカに泣きつきにやってきたガルヒは、ベロニカとともにコンサート会場へ移動することになります。
会場へ向かう際、ベロニカとガルヒは事故に会います。
病院の屋上にいたガルヒを見つけたミンイク「ベロニカを好きになったと思ったのは君とよく似ていたから。だから僕は君が好きなんだ」と愛の告白をしました。
その言葉に固まるガルヒ。
告白に驚き返事もできないままのガルヒですが、病室に戻ってからも優しいミンイク。
一方のテジュはコンサート会場でベロニカを待ち続けています。
それを知ったベロニカは病院着のままコンサート会場へ急ぐとテジュを見つけて駆け寄ります。
ベロニカが事故にあったことを知ったテジュは驚きながらもベロニカを心配します。
ガルヒはベロニカと話し合い、ミンイクに本当のことを明日話すと決めます。
しかし翌日、事態は急変してしまいます。
痺れを切らせたベロニカの母親とミンイクの母親は二人を食事に呼び出すと結婚式の日取りを決めようとします。
声を出すと偽のベロニカのことがバレてしまうため、必死にしゃべるまいとするベロニカ。
喋らないベロニアをおかしいと思うミンイク。
ミンイクに教えた偽のベロニカの携帯番号まで怪しまれ、必死に取り繕う本物のベロニカ。
ベロニカは話しをそらそうと、ミンイクのお皿に料理を取り分けますが、その料理にはミンイクがアレルギーを持つピーナッツが使用されていることに気づくミンイク。
何も言わないベロニカにミンイクはわざとピーナッツ料理を口にします。
トイレに駆け込むミンイク。
トイレを出たミンイクはベロニカを残し、ニセのベロニカの元に向かいます。
偽のベロニカの元へやってきたミンイク。全てガルヒが演じていたことを悟ったミンイクは。
第13話
テジュは警察へ出向きます。
そしてミンイクは、ガルヒに首を言い渡すことに。
秘書のユルワンは、身を潜めているミンイクの運転手ジュンスに会います。
警察へ出頭するという、ジョンスを引き止めるユルワン。
ジョンスは以前、ミンイクの叔父であるヘヨンの運転手をしていました。
機嫌の悪いヘヨンは車内に食べ物の匂いが残っていると難癖をつけます。
何も食べいないと答えたジョンス。
エアコンの匂いではないかというと、ジョンスに腹を立てたヘヨンはジョンスに掴みかかります。
事故を起こす車。命は助かったものの、長期入院を余儀なくされてしまうジョンス。
労災がおりるものだと思っていたものの、労災が下りないと知って絶望するジョンス。
そのことを知ったユルワンは自分が会社に内緒で立ち上げている財団から労災金をジョンスに支払います。
戸惑うジョンスに受け取る権利があるとユルワン。
警察署から戻ったテジュの元を尋ねるミンイク。
手には幼い頃テジュにもらった、船の模型を持っています。
ミンイクはテジュに本当のことを話すことにしました。
テジュがどんな表情をしているのか見えていないこと。
一生治らないかもしれない。
自分を責めて寝込んでしまったガルヒ。
そこにベロニカがやってくると、一枚のチケットをガルヒにあげます。
喜劇を見て美味しいものを食べてこいとベロニカ。ベロニカの言葉通り、喜劇を見に行くガルヒ。
喜劇が始まってすぐガルヒはあることに気が付きます。
舞台に立っているのはアメリカへ留学したはずの妹ナムヒだった!
第14話
ミンイクの部屋で不正資料を発見したヘヨン。(不正金で作った財団の資料)
ヘヨンは財団のことがバレてしまった。ユルワンはミン行くの病気をヘヨンにバラし社員を守ろうと画策します。
一方のミンイクは取締役の日、一日だけガルヒを秘書として復帰させます。
ガルヒはミンイクに緊急事態が起きたら、合図を送ってほしいとお願いします。
「あなたが何を必要としているのか、私にはわかります」と。
ミンイクの病気を知ったヘヨンによって、窮地に陥りそうになるミンイク。
役員らに全員同じ服装をさせ並ばせます。
ガルヒに急いで合図を送るミンイク。ガルヒはすかさず、テジュに連絡して助けを求めます。
一方のミンイク。ミンイクはなにかあったときのために、役員らの癖を一つ一つ記憶していました。
誰がどの役員かを言い当てるミンイク。
一通り役員の癖を言い当てミンイクは目の前に座る枠員たちに語りかけます。
自分が病気であること。自分は完璧な人間ではないこと。それでもそのぶん、必死で努力をすること。
心から語りかけるミンイク。そこにテジュのやってきます。
テジュの投じた票のおかげで後日再選挙が行われることになります。
その後、役目を終えて会社を去った、ガルヒが気になって仕方ないミンイク。
ガルヒが演劇を見に行ったと知ると、急いで自分も会場へ向かいます。
そして真っ赤なカーディガンを羽織ったガルヒを発見する。
ガルヒの横には見たこともない男…。(実はガルヒの兄です)
ガルヒが男といる姿を見たミンイク。
嫉妬をしてメラメラと湧き上がります。
第15話
ミンイクはガルヒを自分を元に取り戻したいと考えます。
ガルヒを食事に誘ったミンイク。
そこにやってきたガルヒ。ガルヒの椅子をひいてあげるミンイク。
ミンイクは自分も飲んだことがないワインをガルヒのために選んでいました。
一方、会社では問題が生じていました。
ユルワンが立ち上げた財団である、ウルドグク財団の存在が明らかにされてしまい、ユルワン、テジュらが財団に関係したと思われる正社員、契約社員、派遣社員、全てに処分が出されます。(テジュは無関係)
処分は解雇。
会社は騒然とします。
ユルワンは社長に撤回しなければ、罪をマスコミにばらすと話しますが、少しの金と絵を手に入れただけで誰が飛びつく?と相手にしません。
ガルヒはミンイクとの食事風景を思い出しニヤつきます。
出勤しようとしたガルヒの家にやってきたミンイク。有給にしてデートに行こうと誘います。
二人の話しを聞いていた兄弟はミンイクとガルヒのデートについて行こうとします。
海に連れて行ってとお願いする二人。
兄弟二人に付きまとわれた挙げ句、ミンイクに対して言い放題の兄弟にガルヒは困り果ててしまいます。
ユルワンは解雇を撤回させるためになんとかして対策を練ろうと考えます。
ユルワンの意見に賛同する部下とともにデモを決行することにします。
翌朝出社したガルヒとミンイクは会社で起きている光景に驚きます。
財団メンバーたちがストライキデモを大声で決行しています。
そして会社の混乱の中、ある人物がミンイクの元を訪ねます。
それはジョンスでした。
ジョンスはミンイクに謝罪するとともにユルワンらが財団を立ち上げる経緯に至った事実を知ります。
ガルヒも解雇された秘書たちとともにストライキに参加します。声を張り上げ「非正規雇用者を正規雇用へ!」と。
ストライキは三日目を迎え、何も食べず眠らずストライキを行っている面々。突然男たちにストライキを邪魔されそうになります。
そこへミンイクが現れ、強引な手法を取ろうとする男らを制止します。
見ていられないミンイクは社長であるヘヨンに交渉に応じるようお願いします。
その後、ストライキ参加者へ競技をおこなうと伝えられますが。
第16話(最終回)
食事も睡眠をとらず、ストライキに参加するガルヒを見たミンイク。
ミンイクはあることを決断します。(社長候補を辞退するということ)
ストライキを終え、ミンイクにおかゆを食べさせてもらうガルヒ。
ガルヒは社長が急に解雇を徹底したことを不審がります。
かまわずおかゆを食べさせるミンイク。
そこに社長であるヘヨンがやってきて、ミンイクに財団に関わったメンバーたちの解雇を撤回してきたと話します。
そしてミンイクが代表理事の椅子を諦めたおかげで足を伸ばして眠れると嫌味を言います。
ヘヨンの言葉にガルヒは、ミンイクが代表理事選を辞退したと知ります。
自分に食事をさせるために、代表理事選挙を諦めたと知ったガルヒ。
ミンイクに怒りをぶつけます。
部屋を出たガルヒは社長であるヘヨンを追いかけ、ミンイクの事態の撤回をするよう求めますが断られます。
秘書のために理事選を諦める人間がどこにいるの!と激怒するガルヒに秘書のために諦めたのではない。君のために諦めたのだと答えます。
愛されても一つも嬉しくないと話すガルヒ。
その後、ヘヨンはテジュが代表理事選挙に立候補したことを知ります。
その頃、ベロニカはガルヒの妹に付き合わせてウェディングドレスの試着をしています。
呆れ気味のガルヒの妹。
一着ドレスをもらい行こうとします。自分のいつも先を行くガルヒを羨ましがるベロニカ。
ミンイクが代表理事選を辞退したと知った母親のヘラ。
ミンイクに自宅を出ていくよう言い渡しましがた、ミンイクはゆるうしてくれるならここに残りたいと話します。
自宅の庭でウェディングドレスを試着するガルヒ。そこへやってきたミンイク。
ガルヒの家に宿泊するミンイク。ガルヒのウェディングドレスにミンイクは自分との結婚を考えて準備をしたの?と尋ねます。
必死に言い訳をするガルヒに自分と結婚する気はないのか?と。テジュが理事選を通り、代表理事の座に就任します。
喜ぶベロニカ。
ガルヒ、ミンイク、テジュ、ベロニカの4人でお祝いの食事をします。
ベロニカの意地悪で押され、燃えてしまうガルヒの赤いカーディガン。新しいカーディガンを買いに行くものの、ミンイクには顔の区別ができません。
それだけではなくガルヒにこっそりあげたピアスをガルヒがゴミに出したと知ります。(ちゃっかりガルヒの妹が身につけていますが)
ミンイクはギ医師に泣きつきます。
新しく目印を作れば良いと提案するギ医師。(結婚指輪…など)
その夜、ギ医師の言葉を真に受けるミンイクは…
正社員の面接から戻ってきたガルヒ。気が立っているガルヒにミンイクはあるものを投げます。
ガルヒは小さなボックスを開けます。そこには指輪が。
ミンイクはガルヒにプロポーズをします。
会社に出勤したミンイクはガルヒを見つけ、指輪をはめているか期待するもののガルヒは水槽を掃除するため手袋を。
指輪をはめているか確認できずがっかりするミンイク。
SBCとの契約を済ませたミンイクはガルヒが待つレストランに向かおうとしますがエレベーターが故障して閉じ込められてしまいます。
レストランで待つガルヒ。そこにテジュとベロニカが…。
エレベーターが開いた瞬間、ミンイクは人の顔が見えるようになります。
今ならガルヒの顔が見えるかもしれないとミンイクは急いでガルヒの元へ。
ガルヒが待つ屋上へと駆け上がったミンイク。ガルヒの顔をはっきりと視界にとらえます。
「眼も鼻も口も綺麗だ。全部綺麗だ。」
ガルヒの顔がはっきりみえる時にやりたかったことがあるとミンイクはガルヒにキスをします。
何度も、何度も…。