韓国で2018年に7月から放送された「魔女の愛」。
3人の魔女が人気クッパ店を経営。
主人公カン・チョホン役(ユン・ソヒ)、おばあちゃんのメン・イェスン役(キム・ヨンオク)、昔は姑生だったチョ・エンドゥ役(コ・スヒ)。
そして、訳ありの御曹司マ・ソンテ役(ヒョヌ)、チョホンに恋するWEB漫画家ファン・ジェウク役をホンビンが演じる。
ソンテと魔女たちの関係、そして3人の恋の行方が描かれているドラマです。
あらすじ
チョホンたち魔女3人が人気のクッパ店を営む。
チョホンは頭にクッパを乗せて配達をしていた。魔女は必要以上に人間と関わってはいけなかったが、チョホンは恋をしていた。
そんなとき、ソンテと出会う。
ソンテは幼い頃に誘拐されており、その場所をずっと探していた。
その場所がクッパ店だった。ソンテはオーナーになり、家賃の金額を下げる代わりに、2階に住むという条件を出した。
このことがきっかけで、チョホンたちの生活がばれないかどうか心配になる。
チョホンは恋人に裏切られ、魔法を使えなくなってしまった。
チョホンはなんとかして魔法の力を取り戻す努力をする。
見どころ
・魔女ドラマなので、魔法の力がどのくらいのものか見て欲しい。
・クッパが美味しくできる理由。
・ソンテがかかえている秘密。
・3人の男女の恋の行方。
・チョホンが選ぶのはどちらの男性か。
ドラマの感想
物語はシンプルなので次々と見ることができるのですが、魔女という設定が上手く活用されていないのが残念でした。
ヒロインのユン・ソヒさんは、その小悪魔的な見た目が魔女というキャラクターにマッチしていましたし、イェスン、エンドゥのキャラクターも関係性も良かったです。
魔女というファンタジーな設定ながら、魔法を使うのはクッパを美味しくするためや生活を楽に過ごすためというスケールの小さいもので、そのせいで周りからは超人のように思われているというのもコミカルでした。
でも、魔法が使えるという以外には魔女は弱点だらけで、世間知らずなことを筆頭に、真実と嘘を見破れない、一度心に傷を負うと立ち直れません。
さらに嘘をつくのもヘタですし、口も軽く、これまで怪しまれなかったのが不思議なくらい。
その上、疑心暗鬼なのにも関わらず、恋愛面に関しては男に利用されたり裏切られたりするというダメダメっぷりで、とにかくメンタル面が弱いですね。
魅力な部分でもありますが、主人公が魔女であるメリットはあるのかな…と思ってしまいます。
恋人に裏切られたことから魔力を失ったチョホンは、黒魔女から運命の相手がわかるという“つけ耳”をもらいますが、この耳がとにかく大きく尖っているというコントの小道具のような見た目なんです。
後半はある程度面白かったですが全体的に盛り上げる場面が少なかったので、物語のテンポを上げて、コメディのボリューも増やしたほうが良かったかなと思います。