職場の環境的ストレス
会社員の主人は某会社に勤めて約7年。
早くに昇進したこともあり、職場のストレスが溜まり、眠れない日々が続いていた。
入社して七年経った、8月初旬に突如発症した。
突然発症した様々な症状・対応
発作、息苦しさ、不安感、目の前が真っ暗になる、冷や汗(全身の毛穴から一気に汗が出るような感覚)、パニック状態に陥る。
横で主人を見ていた私は何が起こったのかが理解できずに慌てる。もちろん本人も突如起こった症状の驚きと身体の違和感を理解できずに戸惑っている。
「とりあえず、とうさん(主人の父親)に電話して」と主人に言われて(主人の)父親に電話を掛ける。
「(主人が)横にいるときに突然発作、不安感、息苦しさ、目の前が真っ暗になりパニック状態になった。」そう伝えると、「とりあえず手持ちの薬があるからそれを飲んでみて。」と言われる。
主人の父親も同じ病気を経験したこともあり薬を持っていたようだ。薬(デパス・抗不安薬、睡眠導入剤)を飲むと次第に効いてきたのか身体の緊張がほぐれて、顔の表情も和らいでいった。
それと同時に薬の副作用により、強い眠気に襲われていた。
職場での張り詰めた緊張感が緩んだのか、ある日突然に症状が現れた。
精神科病院受診の難しさ、事前確認
本人も私も何が起こったのか理解が追いつかず、とりあえず精神科病院に受診をする。
家の近辺で精神科を探すが、どの精神科にかかればよいかわからず、手当り次第病院受診する。
「突然、パニック状態(動悸、不安感、目の前が真っ暗になる、発作)に陥ったのですが診てもらえますか?」と「うちではみることができない」と断られ、一番近くの精神科病院へ移動する。
その間、主人は不安感を常に感じていたようでうなり声を上げ険しい顔をしていた。
今思えば、電話で受診可能か否かを確認すればよかったのだが、その時は焦っていて考えることもできなかった。
病院受診すると症状が起こった経緯を一通り確認されて、診断は
“不安感、パニック症状”と言われた。
デパスとジェイゾロフト(抗うつ薬)を処方される。
病院受診したその日から薬を飲み続けると大きな発作のような症状は起きなかったが常に不安感は続いていた。
病気を発症した結果
他の症状として車のブレーキランプを見ることが怖い(発作が起こりそうな不安感)、トンネルの中が怖い(狭所恐怖症)、水分摂取が怖い、食欲不振などがありました。
このような症状が突然に起こり、精神的・身体的も疲れて(車の運転も難しい)発症したその日を境に仕事を休むことになった。