定番の人気鍋から、変わった鍋レシピまでおすすめしたい作り方を厳選して紹介したいと思います。
材料や味付け、出汁の種類や鍋のしめなどはそれぞれですがどれも簡単調理できるものばかりなので夕飯の献立選びにきっと役立てるかと思いますよ。
湯豆腐
具材は豆腐だけ。お好みで好きなお野菜を入れても良いです。
たれは、だし醤油とねぎがとても合います。
鍋に昆布だしをきかせることで、豆腐自体の旨味もしっかりと感じられるようになり、豆腐の美味しさも際立ちます。
常夜鍋
常夜鍋とは、豚肉やほうれん草などに軽く火を通し、ポン酢やレモン醤油などでいただくしゃぶしゃぶ鍋のことです。
鍋に湯を沸かし、少し多めの日本酒を加えます。にんにくとしょうがを1かけずつ放り込み、風味をじわっと引き出します。
具材は、ほうれん草と豚肉の2つだけ。
タレは、醤油にレモンを絞ったものを使います。日本酒の香りがふわっと広がる大人の鍋料理。
シンプルなレシピですが、それがこの料理の魅力で、素材の味を存分に楽しむことができます。
カレー鍋
風邪予防に効くお鍋としてテレビでも話題になりました。
カレーのスパイスに含まれるウコンには抗酸化作用があり、免疫力を高めてくれるそうです。
しっかりとした辛味がある、食欲をそそる一品。野菜をたっぷり取れるので、普段野菜が不足しがちな方にもおすすめです。
具材(豚バラ肉、玉ねぎ、人参、しめじ、キャベツ、玉ねぎ)を適当に切ります。
カレー粉、おろしにんにく、おろししょうが、カットトマト、コンソメ、水を鍋に入れて火にかける。
温まってきたら玉ねぎ、人参、しめじ、キャベツを煮る。
野菜が柔らかくなってきたら、豚肉を加え、さっと火を通す。
塩、醤油、オリーブオイルを加え、完成です。
おでん
おでんの簡単出汁を作ってあっという間に美味しいおでんを作ることができます。
大根は、2センチ幅に切り、こんにゃくは三角に切り味がしみやすいように切れ目を入れて下茹で、卵は茹で始める。
結び昆布をお湯で5分戻し、練り物もさっと湯をかけ油抜きをしておく。はんぺん等お好みの具を切っておく。
鍋に出し汁の塩以外の材料を入れて沸騰させる。味をみながら塩を2〜3つまみ程入れて出し汁の完成!
出し汁に下茹でした大根、こんにゃく、結び昆布、ゆで卵など、お好みの練り物や具を入れて煮込んで出来上がり!!
白菜(キャベツ)と豚肉のミルフィーユ鍋
白菜(キャベツ)と豚バラ肉を交互に鍋に詰めて、何層にも折り重なるパイ生地のような見た目に仕上げた鍋料理です。
かつおだしの旨味が具材にしっかりと染み込んでいて、醤油ベースのシンプルな味付けでありながら、味わい深く仕上がります。
生姜とねぎの薬味として添えると、風味がまして、さらに美味しくいただけます。
白菜(キャベツ)の根元の硬い芯の部分を切り落として葉をバラバラにします。
葉1枚の上に豚バラ肉を1枚のせて、その作業を何度か繰り返して、崩れない程度に何枚か重ねます。
4〜5センチくらいの長さに切り分けます。
切り分ける長さは、鍋の深さに合わせるといいです。
一般的な土鍋ならだいたい4〜5センチくらいが合いますが、もっと深い場合、浅い場合は、長さを調整してみてください。
白菜と豚肉を切ったら、すぐに、立てるようにして鍋に詰めます。
白菜を詰めたら、出汁(500ml)、酒(大さじ2)、塩(小さじ1と1/2)、しょうゆ(小さじ2)を加えます。
蓋をして火にかけて、沸騰したら火を弱めます。
煮込み時間は10分ほどです。白菜の芯の部分を味見してみて、お好みの食感になったら完成です。